いぬとねこのいるせいかつ

眠れない夜の頭の中を可視化

自分を制御するということ

自分のコントロールがすこぶる苦手です。昔から、今も。爆発すると物に当たってしまいます。頭が「全部壊してしまいたい」でいっぱいになって、手に持っているものを投げることから始まり、壁を蹴ったり、気付けば一心不乱に家の壁をカッターで切り続けていたこともあったり。爆発は5〜6年に1回あるかないかぐらいで、ここ数年は落ち着いていたのに昨日やってしまいました。

 

昔爆発したとき、2回連続でなぜかe-maのど飴を持っていて、それ以来e-maのど飴がなんだか怖いです。たまたま持っていただけなのに。人にもらったことはあっても自分で買ったことはない気がするなあ。2回ともぶん投げて散らばったのど飴を見て父が困った顔をしていたのを鮮明に覚えています。これこそいらない記憶。

 

自分の中で気付かずいっぱいいっぱいになって、それをつつかれてパンッ!と弾ける感じが久しぶりで、でも自分が今正常じゃないと理解出来ていた分は成長しているのかなあと破壊欲と戦いながら違う頭で考えていた。咄嗟に手に持っていた携帯を投げそうになって、グッと堪えられた自分を抱きしめてあげたいなあ。前回はiPodを投げてたまたま割れずにすんだ記憶を思い出した。予備校の教科書もプリントも全部破りたかったけど、自分が落ち着いたとき困るだけだって思ってグッとこらえた。今回は何も壊さなかった。偉いなあ。

自分を守るためにこの3年間ぐらいをかけて大切なもので周りを固めてきたから、壊していいものがなくて、部屋を見渡すかぎり全部大切で守りたいものしかなくって(あとは壊しようがないような服とかね)、誇らしくて虚しくて悲しくて苦しかった。そして、こうなってしまったときに壊す対象が自分自身ではないということが救いであり、なおかつ最悪だなと思った。

 

そして久しぶりに無の状況になってびっくりした。こんなに何も無いことあるのか?って。気付いたら1時間も経ってるんだもの。頭の中に流れるノイズを集中して聞いてたら1時間経ってた、みたいなよく分かんないそういうの。

そうなると私いつまでも同じ体勢で同じ点を見つめて立っていられるんです、昔から。癖というか身に染み付いたものというか、昨日は姉が話しかけてきていて、それが分かっていて答えずにずっと壁にかけたワンピースの柄を見ていた。我ながら怖いな。この感覚になるのは本当に久しぶりで、母に怒られてるときはいつもコレだったなあなんて思い出しながら突っ立っていました。異常。バグ。そのとき頭は目まぐるしく動いていて、多分身体中の全エネルギーを頭に使っているから行動不可になっているんだと思います、知らんけど。

 

アウトプットが自分自身の整理に繋がる私にとって、頼れる仲のいい大人が周りにいないことが自分自身が想定していたよりも大きなストレスだったんだと思う。難しいな、生きるの